ＶＲストレートフィットツアードライバーの特徴

テクノロジー

ＶＲストレートフィットツアードライバーは、ナイキ独自の技術と理論が詰め込まれ幅広いセッティングまで楽しめるドライバー。特徴的な飛びの技術のひとつが『コンプレッションチャンネル』。これはボールにインパクトする瞬間にヘッドソール部にたわみを起こさせ、その圧縮モーメントを一気に開放することでさらなるインパクトパワーをボールに対し与えてくれる。これにより安定した飛距離を生み出すだけでなく、芯を少し外して打っても飛距離が大幅に落ち込むことを防ぐ働きもあります。

シャフトとヘッドは取り外し好みのセッティングに変更できる『ストレートフィット』構造も取り入れており、0.25°刻みで３２通りものセッティングを楽しむことが出来るようになりました。

低重心のヘッドが効いており低弾道でチカラ強い球を打つ事ができるドライバー。
弾道にクセはないのでゴルファーの腕によってはフック、スライスと容易に打ち分けることもできます。

ポイント

ナイキＶＲストレートフィットツアーは名称にツアーが入っていることでも分かるようにアスリート系ゴルファーに適したドライバーセッティングとなっています。32通りにセッティングできるネックはフック、スライスの調整だけでなく、リアルロフトまで変更可能になっているので高弾道や低弾道などその日のラウンド状態によって細かく調整が可能だと思います。

打った感触は『硬い＆飛ぶ』。打感は非常に硬い印象ですね、コンプレッションチャンネルが装備されているのでもう少し柔らかな打感になってるのかと思ったのですが、けっこうガチッとした高い剛性感を感じるドライバーでした。飛距離は低スピンの強い球を打つ事が可能で風に負けないグングン伸びるボールを打てます。

パワーとヘッドスピードがあるゴルファーならドラコン狙いの一発で使いたくなるドライバーですね。シャフトのフレックスも柔らかすぎず中調子で振りぬきやすいんですが、その反面チカラの無いゴルファーではこのドライバーの本領を発揮するのは難しそうに感じます。
幅広い調整域をもっているので自分の最適ポジションを楽しみながら探せる、長く楽しめるドライバーだと思います。