xxioプライムＳＰ700ドライバーの特徴

テクノロジー

ゼクシオプライムドライバーはどちらかと言えばヘッドスピードの遅い、力の無いプレーヤーに向けて作られたドライバーです。軽く振れて楽に飛ばせるゼクシオプライムドライバーはヘッドスピードアップテクノロジーと新シャフト剛性設計の二つのテクノロジー「デュアルスピードテクノロジー」をヘッドスピードが遅めのゴルファーに合わせて開発しています。

シャフトはゼクシオプライム専用に設計されたSP-700カーボンシャフトでデュアルスピードテクノロジーの手元重心化をより強固にして重心を従来モデルよりも10ｍｍ手元よりに、クラブ重量も2ｇ軽くしたことで慣性モーメントが小さくなり振り抜き易くヘッドスピードの向上につなげています。
又従来モデルよりも手元側を柔らかくする事で手元部分のしなりを実現、ヘッドスピードが遅めのプレーヤーでもヘッドスピードを上げ高いボールが打ちやすい構造になっています。

ポイント

このドライバーはヘッドにゴールド系の色彩を施していて、色合いから来るイメージとプライムのネーミングから高級感を醸し出すクラブです。
ヘッドスピードの遅いプレーヤー向けに色々と論理的な設計で対応しているようで、シャフトのフレックスもSR,R,R2とSを抜いた品ぞろえになっています。
構えてみるとフェース面のゴールドの色は思ったよりも気になりませんでした。スイング時でも視界に気になる残像が残ったりすることもありませんでした。ヘッド体積は大容量ドライバーでは一般的な460ccクラブの長さは45.75インチと長くもなく短くもなくすんなりアドレスが取れる感じです。ご高齢の方や女性のプレーヤーにも振りやすい最適なサイズ設計になっていると思います。

クラブの意図するところを感じようと80％程度の力加減で打ってみましたがシャフトのしなりが効いていてヘッドも思ったより走りました、力を加減した分芯に当たらなかったのですがそこそこ高いボールで飛距離もそれほど落ちません。スイートスポットがかなり広い設計になっているようで少しトゥ側でミートしても飛距離、打音とも極端な変化はありませんでした。ナイスショット率がとても高いクラブになりそうです。
ヘッドスピード43m/s前後のワタシにはやはりシャフトが柔らかすぎるようでインパクトの瞬間にフェースがきちんと返ってくれずスライス系の擦り球が多い結果になりました。
ヘッドスピードが40m/s以下の遅い方＆パワーで飛ばすチカラがないプレーヤーの方が楽に振ってシャフトのしなりを使って飛距離アップを狙うには効果的なドライバーのようです。